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雙葉小学校の創立者ニコラ・バレ神父様は、今から400年前の1621年10月21日、フランスのアミアンという町で生まれました。お祈りや勉強が大好きだったニコラは、イエズス会の学校で一生懸命学びました。
卒業するときには、一生を神様に捧げたいと思って、ミニム修道会に入りました。小さい者の中の最も小さい者として、神様の前でも、人々の前でもへりくだって生きたいと思い、25歳のとき司祭になりました。このつつましい謙虚な道に、神様はいらっしゃると信じて励みました。 |
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バレ神父様の心をとらえていたのは、貧しく、いつもおなかをすかせている子どもたちでした。文字の読み書きもできず、親にかまってもらえない子どもたちの悲しい姿でした。
今では、学校で勉強するのはあたりまえのことのように思われています。しかし、300年前は身分があり、お金に恵まれた家の子どもたちだけしか、勉強をすることはできませんでした。読んだり、書いたりできない子どもたちは珍しくありませんでした。
そんな時代に、バレ神父様の学校は、お金を払わなくても勉強ができる小さな学校として開かれました。学校では、神様のお話を聴いたり、お祈りをしたり、読み書きや生活のしかた、ぬい物やししゅうの手仕事を学びました。
バレ神父様の学校に対する考えは、子どもたちが神様のことを知って、豊かな人間として成長していくこと、手仕事を覚え、家族を助け、いつか自立して生きていけるように準備することでした。
ニコラ・バレ神父様は、1686年5月31日、パリのミニム修道会で「イエス、マリア」の言葉を最後に、天国に旅立ちました。
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1999年3月7日、ローマのバチカン聖ペトロ大聖堂で、ヨハネ・パウロ2世教皇様は、ニコラ・バレ神父様を、福者の列に加えました。神父様が残した文書や手紙を通して、神父様の生き方が、神様のみこころにそったものであったと認められたのです。
バレ神父様が亡くなった後も、幼きイエス会の学校は増え続けました。時代の移り変わりの中で、様々な困難を乗り越えてきました。
フランスに始まり、スペイン、イタリア、アイルランド、イギリス、モナコと、ヨーロッパ各地に広がりました。 マレーシア、シンガポール、タイ、日本と、アジアにも広がりました。
全世界に姉妹校を持ち、バレ神父様の意思が引き継がれています。
日本には1872年(明治5年)、キリスト教が許されていない時代に、メール・マチルダと4人のシスターが横浜の港に着きました。今では、東京四谷、田園調布と2つ、横浜、静岡、福岡に学校があります。
福岡には75年前、Srジュヌビエーブと4人のシスター方が、学校を始めるためにいらっしゃいました。その後33人で始まった小学校も、今では3000名を超える卒業生を送り出すまでに成長しました。 |
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2004年雙葉小学校は創立50周年を迎えました。そして今年学園は創立75周年を迎えています。この記念の年に、私たちはどう過ごしたら良いのでしょうか。
@ 過ぎ去った歴史をふり返り、感謝の気持ちを持ちましょう。そして、学校の伝統として伝えられてきた精神を引き継いで、よりよい雙葉を作っていく決心をしましょう。
A わたしは「雙葉の子ども」としてふさわしい毎日を生きているか、真剣に見直しましょう。
「徳においては純真に」「義務においては堅実に」という雙葉の校章にきざまれた校訓は、100年前にフランスで考えられ、作られたものですが、現在にも未来にもそのまま生きる言葉です。
これからという新しい時代に生きる自覚を持って、前向きのチャレンジ精神で、堅実に歩みましょう。
大きな夢を実現するために、毎日の地道な努力が必要なことは、学校を支えてきた方々の生涯の中に示されています。私たちは、校訓の精神を、どのように生かしていくのか、これから考えていきましょう。
「自分に対しても」「他の人に対しても」「神様に対しても」うそのない、まっすぐな明るい心で、自分のやることを責任を持って終わりまでやりとげる人になるように。 |
雙葉小学校で学ぶ子どもたちは、次の3つの目標にまじめに取り組みましょう。
1.祈りを大切にする子
2.学び合う子
3.援け合う子
新しい時代に生きる「光の子」として、前向きに歩んでいきましょう。
イエス様の生き方は、学校では先生方によって教えられています。神様の心がみんなの心になるように、努力していきましょう。 |