「グローバルシティズンづくり」、「ICT教育」を強化し、世界に通用する洗練された女性を育てて参ります。
近年、更なる国際化へ向けて日本の教育はより大きく変化しています。そのなかで、「思いやりの心あるグローバルシティズン育成」を教育目標に掲げる私たち雙葉学園の使命は、如何に自分たちは日常、多くの恵みを受けているかに気づき、感謝の心を持つことを第一に、相手を大切にする優しさと、伝統あるカトリック精神を身につけた子どもたちを育むことと考えています。
そして、特に力を入れているのが「英語による発信力の強化」です。日本語が世界2%以下の理解言語に留まっている一方、英語はアジア諸国でも低学年での教育が進み、今や世界の共有言語として重要な地位を確立しています。コミュニケーション手段としても「英語力の強化」が一層、重要視されていることから、本校では実践的な英語力養成と共に、資格・検定取得にも注力しています。
当学園では14名の外国人の先生方を中心に、成長過程の早い段階において正しい発音や英語表現に触れるよう努め、生徒一人ひとりの英語発表力を強化し、自分の意見を主張する力を身につけています。また、中学の総合学習、高校における総合探究の活動では、生徒たちの視野や経験が一段と研鑽され、自分の生き方、方向性にも繋がる出会いの機会にしていきます。
日本における英語教育の先導校として役立っていける様、更なる向上に努めて参ります。そしてさらに、教育用ツールとして重要なICT教育環境の充実にも尽力して参ります。
私たちは生徒一人ひとりが将来の目標や心構えを持つ機会をつくると共に、日々の授業を通して感謝の心を養ってほしいと願っています。世界で通用するコミュニケーション能力を高めるためには、意見を発信するだけでなく、相手の意見を聞く力、すなわち他者を受け入れ、大事にする心の優しさこそが必要であると考えるからです。与えられた一度の人生を幅広い舞台で楽しみ、広く国際社会で活躍できる女性を育てていけるよう、「明るい学び」を提供して参ります。
カトリックの学校としての雙葉学園の存在理由はここにあります。
神がおられる、という確固たる信念に基盤をおいているからです。
神から生かされ愛されていることに感謝の気持ちを常に持ちその心を持って相手の人にも応えましょう。
一人ひとりが持っている能力は神さまをはじめ周りの多くの人から頂いた恵みです。
感謝の気持ちで受け入れてそれらをともに伸ばしていく責任と生きがいを持ちましょう。
自分達の地域、国を愛し他の国の人とも本当の友達になれ、他人のことも考えることができる“グローバルシティズン”になりましょう。